和楽〜enjoy peace〜

12月11日まだま村とも縁深かった、
詩人の坂村真民さんがお亡くなりになりました。
一度でも此処に来られた方なら、入口にある「念ずれば花ひらく」の石碑、
そして建物内正面の「和楽」の書を目にされていると思います。
いずれも坂村真民さんによるものです。

今から16年前、真民さん81歳のときに初めてまだま村に来ていただきました。
この場所に感動された真民さんは、その日の深夜2時から6時間にもわたって
一心不乱に筆をふるわれたのでした。
一番上の写真「和楽」もそのとき書かれた書のひとつです。
坂村真民先生、多くの素晴らしい詩をありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

さびしい路をあるこう
一日中あるいて
一人ぐらいにしか会わない
いなかの路をあるこう
裏町の
あわただしい路をあるこう
小さい港町の
夕暮れの路をあるこう
もくせいの花が咲き出した
胸いっぱい吸うて
からだにしみこませてあるこう
返り花を見てあるこう
秋の澄んだ光を浴びてあるこう
野の路のすがしさ
山の路のわびしさ
それは人間をふかめてくれる
どんな孤独にも耐える
自己をつくってくれる
ひとりの路をあるこう
じぶんの路をあるこう
まだ知らない路を
果てしない路を
ぐんぐんあるいていこう
詩/坂村真民
投稿者 madama : 2006年12月17日
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コメント
今年の10月に初めてかやぶきの家に入った時から『和楽』の文字がとても気になっていました。そして2度目にお邪魔したのが・・先日の12月10日の雨に煙るまだま村でした。ドイツの『黒い森』の近くから来た留学生にドイツには無い竹やぶを見せたくて箕面の滝からまだま村へ・・・まさしく日本の原風景に彼はすごく惹かれたようです。誰にも教えたくないような・・心癒されるから行ってごらんと思わず言ってしまうような不思議空間・・また行きたいと思える心のふるさとみたいです。
投稿者 pine : 2006年12月18日 23:48
