2011年02月の記事

しんのすけくん

2011年2月6日


昔ながらのストーブの上でお焼きを蒸しています

しっかりおやきの状態を見守る
しんのすけくんです

ショージー&コロニーちゃんご夫婦

2011年2月6日

ショージーくんは書き下ろし書道家であり、
シンガーソングライターであり、
サラリーマンをしながら、週末にアクテイブに
いろんな活動されています

コロニーちゃんもフォトグラファーであったり
とってもすてきな絵を描かれたり、
自宅でワークショップを開いたりしています

念ずれば花ひらく

2011年2月6日


まだま村の入り口に「念ずれば花ひらく」と書かれた大きな碑が建っています。しげしげ眺める人、つぶやく人、手を合わせる人、さまざまです。

私自身は毎朝、碑に額をつけて念じております。額と唇のところが黒々と跡がついており、雨が降っても消えません。ひとりでも多くの方に「念ずれば花ひらく」ことを知っていただきたいと念願しております。「念ずれば花ひらく」は私が尊敬する詩人の坂村真民先生の魂とも言える詩です。
 
念ずれば 花ひらく
苦しい時
母がいつも口にしていた
このことばを
私もいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたびに
わたしの花がふしぎと
ひとつ ひとつ
ひらいていった

心に花を咲かせる、自分の花を咲かせる、それが人生ではないでしょうか。
「まだま村」も正に「念ずれば花ひらく」の証です。石そのものは、聖地、霊地、千提寺の山の上から出たもので、私を呼び私を待っていたとしか思えません。発願して十年。その岩はごろんと横になっており、一万人以上の方々に思いを込めてノミ入れをしていただきました。ただ、建立するには費用もかかるのでそのまま横たえておこうかと冗談に言ったりしておりました。

しかし21世紀目前、2千年2月22日に大阪石材さんとNさんの資金的協力のおかげで真民先生をお迎えし、百名以上の方々に臨席していただいて盛大な建立除幕式をさせていただきました。真民先生からはこんなありがたい言葉をいただきました。

『一万人の人が心を込めてノミを入れた碑です。こんな碑は地域のどこにもないでしょう。』
『聖域だからでしょう。一万人の人が来てくださって、心をこめてノミの跡を残してくださったのがよくわかり、そのパワーが伝わってくるのです。千年建ち続く碑だと思いました。千提寺という土地名もこの碑にふさわしいとしみじみ思い、所縁のありがたさをしみじみと感じ、長生きさせていただいたことを心から感謝しました。』

こちらこそ感謝させていただいております。現在、「念ずれば花ひらく」碑は全世界に6百以上あります。まだま村の碑は532番碑です。先生からありがたい祝歌をいただきました。

「いつ見(532)に来ても、パワーをいただく碑のありがたさ」

どうか、みなさん碑に手を触れ、パワーをもらってください。
(まだま村 店主)