2014年08月の記事

よし葺き屋根ドキュメンタリー

2014年8月22日

まだま村2

まだま村で今回行われたよし葺き屋根の行程を動画にしました。

1本1本のヨシが作られて屋根になるまでにどれほどまでの
行程がかかっているのか、どれだけの手数がかかっているのか
ということをこの映像を通じて少しでも感じていただけたら
と思います。
たくさんの手数、思いが詰まっているからこそ、観る人の心
を感動させるのでしょう。
だから世界中の人が訪れるのでしょう。

(手作り動画ですので、荒削りではありますが、
ご覧いただけたら幸いです。)

世界のお客様

2014年8月12日

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ユリヤちゃん(左)はウクライナ出身。ミヤちゃん(右)はフィンランド出身。
二人は昨年の9月に日本に来日して、大阪大学で日本語を勉強しています。
二人の日本語はあまりにもぺらぺらでこっちがびっくりしてしまうくらいでした^^
そんな二人はカフェの雑誌をみて、バスに乗ってはるばるまだま村に来てくれたのでした。
二人にインタビュー
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「そもそも、日本語を勉強するきっかけは?」
「デスノートの映画を見て、日本語をもっと勉強したいと思いました」とユリヤちゃん。
「デスノートってあのデスノート?」
「あの、松山ケンイチの」とミヤちゃん。
二人とも日本語に興味を持ったきっかけが面白いですね。
「ウクライナは今いろいろと大変みたいだけど、ご家族の方、みんなだいじょうぶ?」
「はい。だいじょうぶです。私の住んでいるところは500キロ離れているので…」
ユリヤちゃんは、そう言いつつも、ちょっと涙を浮かべていました。
「無事を祈ります。」
「はい。私もそう思っています。」
「ウクライナでおすすめの場所はありますか?」
「愛のトンネルという場所がおすすめです。ここに行くと、カップルは永遠に結ばれる
と言われています。あと、私の住んでいるキエフという町、LVOVという古い町もいいです。」
「キエフでおすすめのレストランはPuzata HATAというレストランで、私もよくいく
場所でおすすめです」
「ミヤちゃんはどこ出身ですか?」
「私はフィンランドのヘルシンキ出身です。カモメ食堂で有名になったPunavoriという
場所がおすすmです。あと、Cafe esplanadというカフェもおすすめです。そこの
シナモンロールがものすごく大きくてすごくおいしいです。」
「日本にいて良かった体験は?」
「私は先月沖縄に行ったんですけど、一番良かったです。」とユリヤちゃん。
「私はいろんなライブにいって、たくさん友達ができたことが
よかったです。南堀江とかのライブに行ってました」
というミヤちゃんも大阪大学のサークルでバンドのボーカルをして活動していたそうです^^

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今年の9月まで日本に滞在するということで、残りわずかな日本滞在を
ぜひ満喫していただきたいと思います。
「この場所は心が落ち着きます」
とミヤちゃん。
「また来ます」
とユリヤちゃん。
はるばるお越し下さいまして、ありがとうございました★

屋根完成。

2014年8月8日

写真 (33)まだま村のヨシ葺き屋根、素晴らしく生まれ変わりました!

(今回は屋根の半分ほどお願いしました。)
まだま村の屋根が太陽の光に照らされると、黄金色に輝いています。

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この真夏の暑いさなか、黙々と手作業でひとつひとつヨシが差し替えられていきました。
本当に、実際屋根の葺き替え作業を見させていただいて、
本当に大変な労力と技術と、手間がかかっているんだということがわかりました。
屋根の葺き替えはもちろんのこと、実はこのヨシを育てるところから、たくさん
の手数がかかっているのです。
ヨシを育てて、刈り取って、そして寒い時期に、お婆さんたちの手作業で
ヨシが1本づつ選別されていくのです。そこまでに1年という長い歳月が
かかっているそうです。
そして、そこから屋根になるにはまたものすごい労力がかかっているということが
わかりました。

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親方の竹田さん(中央)はじめ、中出さん(手前左)岡さん(左奥)、西村さん(右奥)坊野さん(右手前)
本当に暑い中、おつかれさまでした。
まだま村の屋根がみちがえるほど美しくなりました。
まだま村がたくさんの人たちの憩いの場所になっているのも、
こうやって目に見えないところで支えてくださっている人たちのおかげです。
本当に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
今回の作業を動画で編集していて、近日中に公開できると思います。
お楽しみに!