2011年05月の記事

ユキノシタ

2011年5月30日


森の妖精のような、ユキノシタ(雪の下)。
摩訶不思議な形をしています。

紫蘭

2011年5月30日


入口の「念ずれば花ひらく」石碑の横にひっそりと咲いていました。

ノアザミ

2011年5月24日


初夏を代表する山野草花といえば薊ではないでしょうか。かわいい花には棘があります。

水瓶ビオトープ

2011年5月13日


水草が光合成をして酸素を作り、メダカがボウフラを食べてくれます。
濁っていた鉢の水がどんどん透明になり、メダカと水草はますます元気になっていきます。

茅葺き屋根と躑躅

2011年5月10日


井戸の周りに色とりどりのツツジが咲いています。

八重山吹

2011年5月8日


七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき

竹田さんと真田さん

2011年5月6日


まだま村の屋根を葺いていただいた
葦ぶき職人の竹田さんと弟子の真田さん

竹田さんのお話。
「昔の人はみんな当たり前のように自然から学んでいました。
しかも季節によってそれをうまく利用し豊かな文化を生み出してきました。
技術の進歩は自然を克服したようにみえますが、しかし大きな視野でみれば技術が進歩しすぎることが、弊害こそあれいいことなしという気がしているんです。ヨシは水を浄化し、CO2を吸収することで空気も浄化していますが、それだけではありません、土の浄化にも役だっているんですよ。これだけ優れた浄化力を持つ植物は他にないでしょう。
ヨシ文化は人間と自然が共生してこそ成り立つんですよ」

まだま村のカンバン

2011年5月6日


「お店のカンバンなんとかしてくださいよ〜!もっと大きく目立つものにされてはどうですか。お客さんも増えますよ。」
1人や2人ではなく、何人ものお客様からクレームとしてのお叱りの言葉をいただいております。
「迷いに迷ってとうとう日が暮れてしまい家に帰りました。」「もしよろしかったら私にカンバンを作らせてください」
しかし頑としてそれに応じないのですから「クレームには最優先で対処し改善する」というサービス業の常識からは完全に外れています。
お客様のお気持ちは重々わかっています。町とちがって山の中ですから迷って不親切なカンバンに腹が立つこともあるでしょう。申し訳ないと思いながらも、今のカンバンはあえて変えないつもりです。
なぜなら、「目立たない」ということが、自然と同化し、調和していると考えているからです。

大きなカンバン、原色の派手なカンバンが町中、さらには郊外や行楽地の自然の中にまで氾濫しています。日頃からそれらのカンバンが環境美を壊していると強く感じているのです。
ドイツ、フランス、スイスへ出かけましたが日本のようなとんでもないカンバンの乱立はどこにも見当たりませんでした。「美しい環境に美しい精神が宿る」これは美しい日本の心、まだま村のポリシーです。

「たかがカンバンされどカンバン」

実はこのカンバンのヒントはまだま村周辺の自然歩道に立っている道しるべです。市が建てたものですが、丸太に小さな字で道先案内が書かれているだけの素朴なものです。車で走っていると絶対読めません。自然歩道ですから、歩く人に合わせて作られています。それが、計らずも自然にぴったりあっているのです。大きなカンバン、派手なカンバンというのは車社会に合わせて作られたものでしょう。車のスピードから歩くスピードへ。車でもゆっくり走っていただければ、小さいですが、まだま村のカンバンにも気づいていただけるものと思います。勝手をお許しください。
(まだま村 店主)

水の鏡

2011年5月5日


田植えの終わった田んぼ。
水の鏡になって新緑の山々を映し出していました。